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株式会社日本システムコンサルタント

お客様の声

FEEDBACK

「当社が抱える様々な難問に、共に挑んでくれる最高のパートナー」

朋和産業株式会社 理事 管理本部 情報システム部長 野上博司様

コンビニやスーパーなどで販売されている「おにぎり」や「パン」等のパッケージはデイリー品と呼ばれ私達にとってとても身近な商品です。これらデイリー品のパッケージは様々な形の商品を包み込む必要があるため「軟らかく」できており、軟らかい包装と書いて「軟包装」と呼ばれています。朋和産業株式会社(以下: 朋和産業)様は、この軟包装を軸にパッケージング・ソリューション・カンパニーとして、国内をはじめ中国・タイ・台湾などで事業展開されているパッケージ業界のリーディングカンパニーです。


朋和産業様ではこれら製品の生産や販売業務を支えるため、販売管理や生産管理、在庫管理、財務会計、そして得意先様とのデータ連携までを統合的に管理する基幹系システムを導入されております。また、それらのシステムを統括する情報システム部様では得意先様からのご要望や、経営環境の変化に対応する為に継続的にシステムの改善に取り組んでおられます。

NSCは長年に渡り、その基幹系システム全般における大小様々なお手伝いをさせていただいてきました。具体的には、NSCが日々培った知識と技術を基にシステム面からの解決策提案を行い、システム開発・導入テストから、稼働後の保守サポートまでをご支援させていただいております。

今回は朋和産業 理事 管理本部 情報システム部長の野上博司様に、NSCとの関わりについてお話を伺いました。

NSCをアライアンス(協力会社)と決めた経緯をお聞かせ下さい

以前は基幹系システムの構築を大手ベンダーにお願いしておりました。大手ベンダーのプロジェクト体制は、一概には言えないのかもしれませんが、プロパーの比率が低くアライアンス(協力会社)のメンバーに多くを依存しております。ですから、継続的な案件でもプロジェクトが一度途切れてしまうと、優秀なメンバーは他のプロジェクトでご活躍されており、我々のプロジェクトに参画していただく事が難しくなります。これでは我々と一緒に培った業務ノウハウを保持していただき、品質の高いシステムをスピーディーに構築いただくことは難しいと思います。更にコストについても同様で、大手ベンダーの管理コストがアライアンス(協力会社)に上乗せされており魅力的な価格には見えておりませんでした。
私はこれまで様々な立場でシステム開発に従事してきており、技術力が大手ベンダー内ではなくアライアンス(協力会社)側に流失しているのを目の当たりにしてきました。(大手ベンダーはプロジェクトマネージメントが主たる業務になってきている)
そこで、当社がプロジェクトマネージメントの役割を担い、優秀なアライアンス(協力会社)と直接お取引をさせていただいた方が良い方向に進むと考えたのです。

NSCとの新プロジェクト体制で変わった事は何ですか

QCD(品質・コスト・納期)は格段に向上しました。
担当いただいている主要メンバーの皆様に業務面・システム面でのノウハウがしっかり蓄積されてきております。この事により、システム改修時の影響範囲を正確、且つ迅速に整理いただけるようになっており、品質の向上に繋がってきております。当社から納期優先で進める様にお願いしていることもあって、細かなレベルでの不具合は発生することもありますが、迅速にリカバリしていただいております。コスト面では6割~7割程度、納期面では大幅に(場合によっては10倍以上速いと感じることもある)改善していると感じております。 

また、NSCはソフト開発だけではなくインフラ面(ハードウェア・ミドルウェア)においても高い技術をお持ちで、当社に常駐している技術者とも連携して高いレベルでのトータルソリューションを提供していただいております。

印象に残っているエピソードがあればお聞かせください

お取引きさせていただく最初の頃の話になりますが、当社に対しての体制を構築していただくのに何度もご相談させていただいた記憶があります。まあ、新参者だったので仕方がない状況だったのでしょうが、満足いく体制を構築いただくのには長い時間を要しました。今では体制面での提案も含めて積極的な提案が増えてきており、安心して任せられる状況になってきております。
また、直近の大規模プロジェクトでは財務会計システムのリプレイスがありまして、基幹系システムの機能見直しと、財務会計システム(パッケージ)との連携機能構築を実施していただきました。スケジュール的にもタイトで技術的にも難易度の高いプロジェクトでしたが、複数のアライアンス(協力会社)と共に力をあわせ見事完遂させていただきました。打上げ時のビールの味は格別で、感謝の言葉しかありません。

NSCへの要望は何かありますか

当社も同じなのですが、人材育成と業務ノウハウの継承に力を入れていただきたいと感じております。
高いレベルで体制を維持していただく事は非常に難しい事です。お世話になっているメンバーの方々も年齢を重ねられ、求められる役割も変わってきております。是非、スムーズな世代交代ができる体制・環境の構築をお願いいたします。

今後の取り組みについてお聞かせ下さい

基幹系システムの機能追加は引き続きお願いいたします。それ以外に、今後考えていかなければならない事の一つとしてシステムのリソース不足があります。ここ数年で多くの機能が追加され、システムの利用機会や処理量が増加したことにより、システムのリソースに余裕がなくなってきております。この問題に対しては、安易にサーバ能力の向上で対処していくのではなく、システムリソースを多く使用している処理の見直しを行って最適化していきたいと考えております。是非、本件につきましても一緒に取り組んでいただきたいと考えておりますので、引き続きよろしくお願いいたします。

編集後記


写真は和やかに話し合う情報システム部メンバーの皆様。責任感ある仕事ぶりと、チームワークが同時に伝わってまいりました。

また、取材の帰り道に乗ったバスは、朋和産業様のラッピングバスとなっており地域社会への大きな貢献を感じ取ることができました。

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